簿記検定と営業職
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ロッキーのオッサン!次は、簿記検定と営業職との関係について教えてくれへんかー? |
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うむ。簿記検定と営業職との関係は、思っている以上に強いぞ。難しいレベルの簿記検定は取得する必要はないが、「日商簿記検定3級」程度の資格を取得すれば非常に有効だ。 |
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そえ?でも、どんなシーンで役に立つんや?別に経理やる必要もないのに。 |
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うむ。まず第一に、商習慣を理解できる点で、様々なタイプの企業との金額交渉や取引条件の設定などで、役立つ。小切手、約束手形、為替手形、掛取引などなど・・・こうした商習慣については、取引条件を交渉する際、最低限、知っていないといけない知識だ。取引先も、この辺りの知識は、当然知っているものだと考えているからな。 |
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確かにそうですね。知らないと、相手先からもイメージが悪いですもんね・・・ なんか信用をなくしそう。 |
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うむ。だが、こうした知識は、簿記検定の学習さえしていれば、なんでもない知識だ。正確な知識を身に付けることができるだろう。 |
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う~む。何やるにしても勉強が大事ってことやな~・・・ |
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次に、簿記検定を学習していて良いことは、取引先の財務状況などが、ある程度理解できるようになるコトだ。自分が担当している取引先の財政状況を理解できるということは、金額交渉の際に有効に活かせるとともに、今後取引を続ける上での安全性(危険性)を知ることができる。取引先が倒産して、売上代金を回収できなかったりしたら大変だ。大きな損失をこうむることになる。 |
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そっか。事前に財政状況さえ確認できていたら、リスクを事前に回避できるってことなんですね? |
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そういうこと。その他、自社商品の利益率や営業原価についての理解があれば、営業上の計数管理にも役立つからな。営業マンってのは会社の最前線だ。前線の担当者がそうしたスキルも持っていれば、非常に機動的に営業活動を進めることができる。社内の評価が上がることも確実だな。
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